韓国の小学校(韓国では国民学校と言います)の運動会を見たことがあるんですが、
そのとき、「えっ!」と思ったのが、
「紅白」ではなくて「青白」だったことです。
日本なら「紅組」と「白組」に分かれてやりますけど、
韓国では「青組」と「白組」に分かれるんですよ。
「ええ、何で〜」と思ってずいぶん驚いたものです。
「紅白」というのは、
紅白まんじゅうとか、日本ではおめでたいことですよね。
でも、韓国では「青組」と「白組」なんです。
なんで韓国では「紅」ではなくて「青」なんでしょうか?
それで韓国人の友達とか知人にいろいろ聞いてみたんですが、
韓国人にとって「紅(赤)」というはあまりイメージがよくないらしいです。
どんなイメージかというと
「共産主義者」とか「北朝鮮」のイメージみたいですね。
韓国では「共産主義者」のことを「赤」を意味する「パルゲンイ」と言います。
なので、
運動会で「紅組」と「白組」が競うのは韓国人の情緒に合わないそうです。
地続きの国境がない日本人にはなかなか理解しづらいことかもしれませんね。
「でも、日韓ワールドカップのときは
韓国は真っ赤だったけど?」
と思ったかた、よく覚えていますね。
そうでしたね。
あの時は韓国中が真っ赤でした。
それで、
保守的な考えの人たち、特に年配の人たちは
けしからんといって反対したそうです。
でも、ワールドカップのときは、
競う相手が外国でしたから、
同じ国や民族で競うわけではなかったので、
赤でもよかったんじゃないでしょうか。
「紅白」ではなくて「青白」の運動会を見たときは
かる〜いカルチャーショックでしたね。
そういえば、柔道の国際試合でも青と白の柔道着ですね〜。
これは関係ないか。
ラベル:韓国 文化
色の対戦的なものは 多分方向を表す
獣というか 聖獣でしょう。
赤は 鳳凰朱雀
白は 白虎
黒は 玄武
青は 青龍